泥まみれ日記 ... やっぱり最新型はいいねぇ(笑)

・全日本モトクロスを観に行く      ... 2000年10月22日 

 埼玉県・桶川市のホンダ・エアポート・ライダース・パーク(通称HARP)で行われた全日本モトクロス選手権最終戦に行ってきました。

 先日発表になったヤマハの4サイクル250ccモトクロッサー“YZ250F”と、かねてより「出る出る」と言われてずぅ〜うっと出なくて、「まるでそば屋の出前か?」などと言われていた(大爆笑)ホンダの4サイクルモトクロッサーが初めて実戦投入されるというんで、それを見るのがまずの目的でした。

 今年の全日本モトクロス観戦は北海道ツーリング中(笑)に見に行った和寒ラウンド以来。

 パドックに着くとヤマハのブースには各排気量のモトクロッサーとWGPやAMAで使われた車両がで〜んと置いてあって、自由に見たり触れたりできる状況。一方、他の3メーカー(ホンダ、スズキ、カワサキ)はブースはあっても、バイクは何も置いてない寒い(笑)雰囲気。ホンダなんか今年全日本のタイトルとったんなら横断幕だけじゃなくて、もうちょっと趣向を凝らした雰囲気にしてもよかったんじゃない?

ヤマハ YZ426F の WGP 車のエンジン
市販車ベースとはいえ、市販車にはついてない
臓物や高価なパーツが満載(笑)

 少なくとも“桜庭&宇野 on FTR”のカンバンで“Do you have HONDA ?”じゃないんじゃないかな〜とは思うぞ。

 で、そんなチグハグなホンダはメカニックエリアでもそんな感じで、目的の4ストモトクロッサーだけは小さな別テントでほとんど周りから見えないような状況下で整備。しかし、あんな狭いとこ(写真下:幅にして2mくらい)じゃ、満足にカラダ動かして整備もしにくいだろうに。ついでにレースを終わって入賞車両の車両保管の時にはエンジンに布をかけて隠すという“鉄のカーテン”ばりで、なんかヤな雰囲気だったな〜。研究所でやってるんでなくて、ここはオープンな雰囲気のモトクロスなんだから、もっと見せてアピールすればよかったのに、と思うワタクシでした。

 レースは期待通りのYZ250F&CR450F(仮名)の勝ち。でもCRに関してはまだまだ煮詰め不足って感じがありました。来シーズンに間に合うような発売はないな、たぶん。

〜 パドック散策より 〜

 見せろ、見せろといいつつも、わずかなスキ(笑)を見て、ホンダ4ストMXerの真横からの撮影に成功。

 フレームは現行の2ストCRとは全く異なり、ワークスレーサーの高浜RC車のような雰囲気。クランクケース上下長のなさやシリンダーヘッドの小ささが気になるところ。もしかして、SOHC?

 リヤブレーキローターのデカさも気になる。2002年市販に間に合えばいいかな〜?

 パドックをぶらぶらしてたら、とあるチームの前に置いてあったヤマハTTR125LW。

 ストックの足まわりをどこへやったのか(笑)、前後ともYZ80LWの足まわりを組んである模様。

 フロントの入れ替えはなんとかなるとして、リヤまわりはどないなっとんねん? と思ってのぞき込むと... ↓

 かなりムチャしてました〜(笑)

 そもそも標準ではリヤドラムブレーキ&鉄スイングアームのTTR125LWなのに、それをディスクブレーキ化&アルミスイングアームをブチこんでおります。

 リンクまわりもYZ80LWとはまったく違うのに、それをTTR125LWのショックが付くように大改造。

 いいなぁ〜(笑)。車両代込みでおいくらですか?(苦笑)

 パドックのヤマハブースまわり。こんな感じでワークスレーサーから市販車までさわり放題&見放題でした〜。

 ちなみに手前からフォンセカYZ125(AMA-SX:125cc)、マクグラスYZ250(AMA-SX:250cc)、バルトリーニYZ426F(WGP-500cc)、以降は数々の市販MXer&EDレーサー群。

 他のメーカーさんのブースじゃ、こんなのなかったような気がしますけど? 応援旗くばってるだけじゃ、アピール薄いような気もするんだけどなぁ〜。

 でも、会場に来ていた杉並区の某サチョー(笑)が帰らにゃならんくなったらしく、途中からパドック脇で“店番”してました〜(爆死)。

 写真は某サチョーが持ってきてた2台。ベースはスズキ・ストリートマジック(手前)とヤマハTW200(奥)です。

 場所が地元食い物出店ブースの真ん前だったということもあってか、結構見られてました。どっちかっつーとストマジの方が人気あったかな? でも世には数台しか出てません(苦笑)。


ふりだしにもどる / ひとつ上へ / 過去の泥まみれ日記へ / 次へ
inserted by FC2 system