ポンコツ72生活記

・PRJ(パイオニアラン・ジャパン)に参加する  ... 2001年4月15日(日)
 栃木県宇都宮市・大谷町資料館で行われたPRJ(パイオニアラン・ジャパン)に参加するのは実は初めてでした(笑)。よくよく思い出すと、自分がこれまで参加した旧車ミーティングというと浅間ミーティングと72オーナーズミーティングくらいでした。2つのイベントに共通するのは現地集合&現地解散という形式で、PRJのような“現地で走る”というカタチは初めてで楽しみにしていました。

 『先駆的古典二輪走行会』と銘打って行われてきたPRJ、例年はもう半月ほど早い時期の開催だった気がしていたんですが、今年の第17回は4月15日となり、図らずも同地区で長年行われてきたエスカルゴ・ランと日程がバッティングしてしまいましたが(例年は11月開催/これを書きながら気がついた(笑))、貴重な単車達が集まり、その心地よい排気音を響かせる素敵なイベントでした。

 なお、このPRJも次回の第18回より少し形が変わり、全面予約制による一泊と日帰りの2コースからなるイベントに変わるそうです。『バイクだけでなく、人間と人間のつながりを深めたいと思います。バイクを肴に酒を酌み交わす、そういう少数派になって行ければ本望です』と今回の参加の折に、配られた紙に書かれてありました。

 イベントを続けることの大変さも少しだけは身をもって感じたことのあるワタシとしましては、誤解を恐れずに言わせてもらえれば、こういう敷居の低いイベントもぜひ続けていただきたいと思っており、また参加させていただきたいと思っております。またその際はよろしくお願い致します〜 > PRJ実行委員会のみなさま&参加のみなさま

 

〜 当日の写真より 〜

出立の様子 ...

 PRJは大谷石で有名な大谷町資料館を出発点に、国道121号線である日光例弊使街道の杉並木沿いに片道約19km/合計38kmを走ります。

 走り出す前にはバイクとオーナーの紹介があり、このようにして観客の前を走り出します。中にはナンバーはついているけれどエンジンがかかるのもやっとの朽ち朽ち(爆笑)具合で、「こんなんで往復約40kmも走れるの〜?」というのも走り出しますが、そのへんはオトナで無理に走らず、自分が写真を撮ったあたりで走行を止めます(笑)。

 ちなみに写真の車両はイギリス製のボンド。ビリヤース製の2サイクルエンジンを積んだ、スクーターともオートバイともいいがたい不思議な車両です〜。

会場の片隅では...

 お約束とも言える部品交換会が行われておりました(笑)。結構、宝が埋まっていたような気がします。

 もっとも、ワタシは部品交換会もやってるとは思わず、あんまり手持ちを持っていかなかったため(金欠ともいう(爆死))、ジリジリしているだけでありました(爆笑)。

 写真の車両はリトルホンダ。ちなみに会場ではこんなのこんなのもなぜか見かけたりしました(笑)。

ラビットS48+サイドカー...

 特攻機用のジェラルミン製燃料タンクをベースとする側車が装着された非常に貴重な車両だそうです。

 大戦期に航空機メーカーだった富士重工ならではの側車だと思いますが、世が世なら零戦に装着されて、南太平洋で若い命を散らすためのものだと思うと感慨深いです...。

 ちなみに反対側の写真はこちら

杉並木の途中にて...

 1台1台出発するので、このようにまとまって走る義務はないはずなのですが、気がつけばこのようなご一行様状態に(笑)。

 大小様々な音色が混じって、一番後ろを走ると思わずニヤけちゃいますねぇ〜(笑)。

 稀に後輪が『ロックンロール(経験者談(笑))』する車両がいるのはご愛敬ってことで...(苦笑)。

会場の入り口付近では...

 なんとか桜の最後の時期に間に合った感じでした。ちなみに下に写っているのはワタシのナナニイです(笑)。思い起こせば、桜とのツーショットって初めてのような気が...(爆笑)。

 PRJという会自体は、↑の杉並木へ出発していった御一行様(ワタシもそうです(笑))が大谷町資料館に戻ってきてしばらくすると終わりになったんですが(この日は実質、お昼過ぎには流れ解散になった)、この頃に解散すると東北道の渋滞にも遭わずに楽〜に東京へ帰ってこられてうれしかったですねぇ(笑)。

 ちなみに参加者全員が杉並木を走らなくちゃいけないというのではなく、公道を走るのはあくまでも本人の意思任せで、最近は走らずに会場で知り合いと語らってるパターンの人も結構いると後で聞きました。来年はどういうPRJになるんでしょうか?

− ネタが尽きないので今回はその2に続く(笑) −

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