XS riding ...          新編“おか”トラッカー日記
第3頁:全日本ダートトラック選手権を観に行く   ... 2003年11月9日

 エキスパートクラスの準決勝と決勝の間にコレクションホールを見に行く。タイスケ通りに進行していればレース終わってから見に行こうと思っていたんだけど(この時点で午後3時半過ぎ。コレクションホールの入館は午後4時まで)、間に合いそうもなかったのでダッシュで写真だけ撮ることに。

 んが、カメラを出して膝をたてて構えた瞬間、太ももに電気ショックが(笑)。この日は結構冷え込んでいたので、筋肉がこわばって、つりかけたらしい(苦笑)。肉体的なオッサン化も着実に進行しとるな〜(涙)。

 とりあえずダートラネタ2点だけ掲載↓。

ホンダRS750D('84年 B.ショバート車)
このエンジンベースがXLV750って聞いた時はタマゲましたが、この時点ですでに別物
まぁ、このエンジンがNXRに繋がって行くらしいんですが...ってNXR、鈴鹿の頃より傷が増えてたぞ〜
置いてる位置がイマイチのため、イケてるマフラー側が見辛い

ホンダNS750サイドワインダー('82 F.スペンサー車だっけ? < おい
CX500ベースのエンジンを排気量拡大してエンジン横向けてチェーン駆動にしたムチャクチャマシン
右足の置き方を考えつつ無造作に突き出たエアフィルターや、右コーナーを想定してないマフラーがナイス

 右太ももに走る電気ショック(笑)と格闘しつつ、写真撮りまくってたら、気がつけば午後4時10分過ぎ。

 やべ、エキスパート250の決勝が〜とまたダッシュでコースに戻った瞬間、エキスパート250がシグナルグリーンに。1周目からケビン&衛藤両選手のトップ争いが展開されるが、中盤、衛藤選手が転倒。衛藤選手は再スタートを切れたものの、最後尾からレース再開。ここからが衛藤選手、スゴかった(滝汗)。瞬く間に順位を上げていき、最後には3位まで浮上。ケビンの走りもすごかったけど、衛藤選手の追い上げはかなりキてました(絶句)。これはマジでナマで見て欲しいっすねぇ。

 盛り上がってたおかげで、写真は撮れず。っていうか、この時点ですでに日没&ナイトレースモードで自分のへっぽこウデ&デジカメだと撮れないだろうな〜と思いながら、カメラを見た瞬間に電池切れ(炸裂)。予備で持ってきてたいつものコンパクトカメラでエキスパートオープンに挑んでみることに。まぁ、これでもフラッシュは届くわけないんだけど。

エキスパートオープンウェイテング中の背中
腕を組んでウェイテング中もサマになるのは“PRO”だからですかね〜

2周目だかの3〜4ターン
オープンクラスもケビンがやっぱりイクのかな〜と思いきや、見どころはここからでした
何カットかチャレンジして、ロクに写ってないだろうと思い、あとは完全観戦モードに(笑)
グリグリ色調やら調整してるんですがナイトレース風な雰囲気は出ましたかね?

 スタートでトップにたったケビン(スタート → 1コーナーまではこの日、再スタートを含め、圧倒的にケビンがうまかったっす)を序盤で衛藤選手が抜き返し、徐々に差を広げていく転回。が、途中の転倒&フルコースコーションで衛藤選手とケビンの差が縮まってどうなる〜と思いましたが、リスタート後も衛藤選手が離していき、250の雪辱を果たす!(詳しいレース展開はこのへんを見て下さいませ < こら)

 かくして表彰式の頃にはとっぷり日が暮れて辺りは真っ暗に。当日のもてぎは4輪のスーパー耐久もやってて、日中はそこそこ人はいたんですが、この時間になると人がいるのはもはやこの付近だけでしたね(笑)。

表賞式
エキスパート250...

 この時点でケビンは両選手からジャケットの中にボトルを突っ込まれるなど、モーレツなシャンパン攻撃くらってます(爆笑)。で、衛藤選手にお返し...と(笑)。

1位:ケビン・アサートン
2位:花野 修
3位:衛藤 金治

表彰式
エキスパートオープン...

 この時はシャンパンファイトの続きより、もてぎエンジェルにちょっかいを出すケビンに注目が集まってました(笑)。ああいう時は“You cannot take out her ! ”っていうんですよ(うそ)> 恩田組組長さん

1位:衛藤金治
2位:ケビン・アサートン
3位:生田目俊之

 表彰式も終わって、帰路の途中、いろんなこと考えながら帰ってました。

 惜しむらくは午前中〜昼過ぎくらいまでのコンディションだけど、最後はだいぶいい感じに回復してきたのでなによりだったけど、スタートディレイやコース補修の時間がどれくらいかかるのかということがなかなか明確に示されなかったり、レースの流れが観戦初心者には難しかったり(プログラムがわかりやすいところに置くくらいはしてほしい)で、“見る”レースとしてはまだまだ発展途上なのかなと思う一方、ひとつひとつのレース内容は充分“魅せる”モノではあるから、もっともっといろんな人に見て欲しいっす。

 あとライダーのみなさんにお願いしたいのが、パドックの自分のテントに自己紹介ボードを置いて欲しいですねぇ。ロードやモトクロスのパドックに行くと、ライダー名&顔写真&ゼッケン、チーム名、使用マシン名&写真、スポンサー一覧...etc.が書かれたパネルがあったりするんですが、今回、初めて見るにあたって、現地では圧倒的に情報が不足してました。前もってもてぎのHPとかで確認できるじゃん...っていわれるかもしれませんけど、現地でそう簡単にその情報とリンクできるわけないですし。別にワークステントにあるようなデカデカした立派な感じでなくてもいいんです。せめてB4程度のアピールが各テントの前にでもあれば、見る側にも役立つし、作り方次第ではスポンサーアピールになるかもしれないし、見られる側も意識の向上に繋がるのではないかと...(あのローカルっぽさがダートトラックの雰囲気のよさなのかもしれませんけど)。素人意見でスイマセン。

 MFJが選手権としてやるなら、せめてもてぎくらいは“屋根”、あってもいいと思うんですけどねぇ...(苦笑)。屋根のあるモトクロスコースもあるんだし、グラウンドコンディションの安定化で結果的には維持が楽になるような気がするんですが。さらに関東勢ならまだしも、遠征してきて雨で中止はやっぱりツラいモノがあるかと。あとは“アメオトコ”さんの強力なパワーを打ち消すモーレツな“ハレオトコ”さんを探し出してくるとか(笑)。

 今回のコンディション下での開催で一気に問題点が露になった部分もあるかとは思いますが、ひとつひとつ片付けて、来シーズン以降が少しでもいいモノに、見るものにとってもさらにカッコよく、そして本場に繋がるものになっていただきたく思いますです、ハイ。


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