“OKA”Tracker Diary ... TRUCKERじゃないやい(爆死)

“どこでもお気楽”仕様にして走りまわってるヤマハSR400SP。よくよく考えると、実はもう20年選手なんだよねぇ ...。

形式:2H6
原動機形式:2H6
初年度登録:'80年4月
吸気系:STD
排気系:STD
ハンドル:K&N ダートバー #7
Rショック:WHITE BROTHES
Hライト:CIBIE
タイヤ:DUNLOP K70

 そんな“おか”トラッカーな日々に起こったことをうだうだと書きつづっていこうと思いますです。ハイ。

これが“どこでもお気楽”仕様。
ハンドルとリアショックを変えただけなんだけど(笑)
近くの多摩川河川敷きにて。


“とりあえず?夏休み1泊2日ツーリング”
                      ... 1999年9月5〜6日 だいたい晴れ

 土日を絡めてなんとか5連休の夏休みを獲得した9月アタマ。ところがその前半の天候がすっきりせず(苦笑)、バイクで出ようにもいまいち出る気が起こらない(笑)。ホントなら奥飛騨方面に行きたかったのだが、ウダウダしているまに休みも残りわずか(汗)。

 なんとか残りの天候は良さそうだったので、あわてて地図をひっくりかえして、以前聞いていた信州峠のルートを辿って長野方面に抜けようと考えた。でも、帰り道まではまだ考えてなかったんだよな(笑)。

一泊だけなんで着替えのみというお気楽装備(笑)
やっぱり荷物が軽いっていいっすねぇ(爆笑)

 一泊分の荷物だけ積んで中央高速へ。談合坂あたりで混んできたのでさっさと下道へ降りる。

 のんびりとガラガラの甲州街道を走って笹子トンネルの手前、“旧笹子峠”という看板を見つけて思わず寄り道決定(笑)。

矢立の杉。
途中で折れてたり、根っこが空洞だったり
するんだけど、生きているんですよねぇ

矢立の杉へ向かう途中の
うっそうとした苔生した
いい感じの小道。

 バイクを止めて小道を歩いていく。途中、イノシシの親子が目の前を横切ったりしたが(笑)、うっそうとした森の中を抜けていくと、目の前に大きな杉がそびえ立っていた。
 大きな大きな杉の木だが、途中から折れ、根元は腐って空洞化している。しかし枯れずに緑の葉をつけている不思議な杉の木。そんな不思議なチカラ、自分にもわけてちょうだいな(大爆笑)。

 旧笹子峠からR20に戻り、甲州街道を下る。甲府を過ぎ、竜王付近から北上。すぐ東には昇仙峡があるのだがパスして、観音峠を過ぎて木賊峠で一服。地図を見てると林道をつなげば(笑)信州峠への道に接続できそうだ。

 そう思ったらキャストホイールだろうが(大爆笑)迷わず林道へ(悶絶)。ある程度は確認済みだが(笑)、やっぱりSRは林道でもイケる(炸裂)。ご先祖様は偉大なり、である(爆笑)。

 林道を抜けたらいよいよ信州峠への道である。

昇仙峡を脇に通り過ぎ、もうすぐ信州峠への道。
木賊峠付近で道路脇の看板に道を確認の途中(笑)

 2速、3速を使って峠道を登る。わりとフラットな道を調子よく登っていく。しかし気になることが一つ...。ガソリンがもうリザーブなのだ(苦笑)。竜王を過ぎて以来、日曜日のためか全然スタンドが開いていない(汗)。燃費とタンク容量から計算すればこの峠までは越えられそうだが、峠を降りたところでスタンドが開いている保証はない。その場合は...潔く国道まで出ることにしよう(笑)。

 果たして...峠を降りてもスタンドの姿らしき姿は見えなかった(苦笑)。高原野菜畑を脇に見て国道まで降りていく。案の定、国道脇のスタンドは開いていた(安堵)。満タンにして再び高原野菜の間を縫って今度は馬越峠へ。タイトな峠道を登りきった先には相木の集落が見える頂上があった。眼前の景色を肴(笑)にコーヒーブレイク。とはいってもインスタントであるが、やっぱりいい景色のところで飲むコーヒーはうまいのである。

 そんなこんなであちこち寄り道をしながら宿を予約していた小諸の街へ。まだ陽もちょっと高かったし、もったいないような気もしたが、ほとんど寝ずに出てきたので眠かったのである(大爆笑)。

馬越峠付近から相木の集落を望む
いちお9月なんだけど空はまだ夏ですな

 で、ホテルの部屋に入ったら思わず爆睡(苦笑)。夕食を食い損ねそうになりながらも、なんとか街中の小綺麗な飲み屋でメシにありつけた(笑)。しかし、1日でこんだけ走ったのもすっげぇ久しぶりだったなぁ。

二日目:

 ホテルの朝食時間ギリギリに目が覚めて、ねぼけアタマのまま朝食にありつく。バイキング形式ながら、しっかりした朝食にありつくのは久々だ(苦笑)。ホットコーヒーでアタマを起こして出発。

 とはいいながらも未だに今日のルートを決めかねている。駐車場で荷物を積みながら地図とにらめっこ。東京にも戻らねばならないし、北へ向かうか西へ向かうか決めかねていたが、とりあえず近場の高峰高原に向かうことにした。

高峰高原より小諸方面を臨む。
雲の向こうには南アルプスのアタマが(笑)

 小諸市内を抜け、つづら折れのワインディングを走ってひたすら高度を上げていく。そこそこのペースで高原の朝の冷たい空気が包む中を走っていった先には、先ほどまで走っていた道が見渡せる展望が広がっていた。

 高原の展望所で富士山のアタマだけおがんで(笑)一服の後、群馬側へ降りて関越ルートで帰ろうと決定。県境を越えたら... 未舗装の林道であった(大爆笑)。

 林道だろうが気にしない自分とSR(笑)は躊躇することなくそのまま進み、フラットなダートを走る。フェンダーの中で暴れる小石を気にとめず、ノリノリで下る。はっきりいってアホである(爆死)。

ま、最新のオフロード車にくらべればパフォーマンスは比較するほどでもないが(笑)、絶望するほどでもない。

高峰高原から群馬方面に降りていった道は
よくしまったダート(爆笑)。
でも、途中がこんなんじゃ
さすがに“どこでも仕様”でも通れません

 だが、しばらく下っていくと眼前には崖崩れが見事に道をふさいでいた(大爆笑)。こうなってはさすがに素直に絶望して(笑)、来た道を引き返す。途中、地図には載ってないものの分岐を見つけておいたので、そこへ乗り入れる。しばらくダートを走っていくといつのまにやら、浅間高原の別荘地の真っ只中に出てしまったようだった。

 地図を見てもいまひとつどのへんから来たのかはっきりしないが、とりあえず下界に降りることが出来たので(笑)場違いな別荘地から国道に出ることにした。

 いちばん手近な国道に出てみるとそこは浅間ミーティングでおなじみの北軽井沢だった(爆笑)。となると... なぜだか浅間園の浅間記念館に足が向いてしまう(苦笑)。どーせ一月後にくるんだからいいんじゃないと思いつつも、浅間記念館でぼんやりと時間をつぶす(笑)。

 もうすでにお昼をまわっていた。見上げれば曇り空。朝の天気予報でも午後からは雨が降りやすくなるといってたし、さっき通った別荘地では一瞬だがパラパラと雨に降られた。

 ぼちぼち本格的に東京へ足を向けねばなるまいと浅間記念館を出、軽井沢に降りていった。

信越線の横川駅以西が廃線になったと思ったら
横川駅の構内に
アプト式鉄道の博物館ができてました。

 軽井沢から先はお約束(笑)の碓氷峠・旧道のダウンヒル(大爆笑)。およそ170個のコーナーを楽しくおなかいっぱいになるほど走って横川へ。いつのまにか釜飯屋の“おぎのや”向かいにアプト式鉄道の記念施設みたいなものが出来ていた。懐かし目の電気機関車を中心に展示されていたが、自分の田舎は交流区間なので展示されている機関車にはほとんど縁がなかった(苦笑)。

 本来ならこのまま下道を走って帰るつもりだったけど、間近に迫ってきているようだった雨から逃げるように高速に乗って帰途についた(笑)。久々のソロだったけど、今度はいつになることやら(苦笑)。今度こそ... 飛騨方面に行きたいなぁ...。


ふりだしにもどる  / ひとつ上へ / 次へ / 前のおかトラッカー日記へ

inserted by FC2 system