YAMAHA DT200WR  ... It’s too powerful to me

 DR-R亡き後、CRM80で街中を移動していたのであるが、不意の急な呼び出し(笑)等ではやっぱり不便を感じていた頃。友人のDT200WRが乗られていない事を聞き、里子(笑)として我が家にやってきた。

 キャブのオーバーホールでエンジンはかかった。が、エンジンが暖まるとラジエターキャップから湯気ポッポ(爆笑)。この原因がなかなか掴めなかった。シリンダーヘッドからの圧縮漏れとわかるのには時間がかかった(サーモスタットが開いた後、アクセルをあけるとラジエターの中でボコボコいうのはだいたいコレだそうな)。

 なんだかんだで復活したDT-WRは自分にとって初めてのフルサイズ2ストローク車。のーみそがズレる加速にタジタジであった(苦笑)。

 その加速感に翻弄されながらもようやく慣れてきた頃、ディシエンブレEDでのマーシャルにお声がかかった。

DT-WR で土の上を走った唯一の写真(苦笑)
だがこの後、エラいことが起こったのである...

 ちなみに、右上の写真がその時の写真なのであるが、コースをDT-WRで走ったときの第一印象は“みんなこんなにラクしてたんだ...。” ちなみにそれまではDR-Rも一度だけ走ったことがあるが、ほとんどがCRM80である(苦笑)。DT-WRでの走行にも慣れてきた頃、ハプニングが起こった。

 パドック手前の登りのストレート。ギャップをまたいだ瞬間、突如ハンドルが振られる。振られたのがようやく収束してきてコースに戻れるかと思った瞬間、茂みに突っ込んで前転(爆笑)。見たらテールが“カチアゲ”ならぬ“カチサゲ”テールになっていた(爆死)。DT-WRの持ち主でロード出身の友人は“YZRみたいだ”といっていたが(苦笑)。

“カチサゲ”テールから復活を遂げたDT-WRはその後、おとなしく街中で乗っていた。ある日の夜、環七のアンダーパスをくぐり、アクセルを開けていった瞬間、エンジンが焼き付いた(苦笑)。オイルポンプの作動不良によるものだった。

 DT-WRはメッキシリンダーなのでボーリングは効かない。シリンダーから交換の末、三度の復活劇(大爆笑)。んが、アパートの大家からの「あんた、バイク置き過ぎ」という一言により、ナラシ終了早々にオーナーの元へ戻っていったのである(炸裂)。  


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CB250NTW200CB125TDR250R Africa Twin
DT200WR / SR400SPCRM80

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