SUZUKI DR250R      ... It's my re-start

 TWやアフリカツインのような極端なバイクではなく、フツーのオフ車で再修行せねば ... ということで選んだのがスズキのDR-Rだった。

 これは'95年型だが(自分が手に入れたのは開けた'96年)、国内4メーカーのオフロードモデルはこの年までに一斉に大幅なモデルチェンジを受けていた。

 仲間内で評価が高かったのはXRやTT-Rだったが、人と同じをなかなかよしとしない自分は「XLRを受け継いだのはDR-R(笑)」というウワサを聞いて決断した(爆笑)。

実は初めてのDOHCというハイテクバイク(笑)
富士山近郊ツーリングにて

 動力性能には満足していたが、ノーマルの“ワカメちゃん顔”がイマイチだと思った自分は、RMX系のライトカウルを移植(ライトユニットは無加工でついた。固定はDR350S用のカウルバンドで固定)。凛々しい姿に満足した(笑)。

 手に入れて、ディシエンブレや女神湖のEDレースや林道キャンプツーリング、街乗りと、1台で何役でもこなすマルチな活躍を見せた。

 DR-Rが手元に来て約1年。手元を離れたアフリカツインがなぜか妙に恋しくなった頃、通勤途中、交差点での右折車を回避できずに接触、転倒。一見、フロントフォークがねじ曲がっただけかと思ったが、よくよく調べるとフレームやインナーチューブまで大きなダメージを受けていた。修正をかけたが、事故前のフィーリングに戻らず(気分的な問題もあるが)、無責任だとは思いながらも泣く泣く自分の手を離れていった。

 特異なバイクばかり乗り継いできた自分にとっての再出発点となったDR250R。過ごした時間はわずかながら、素直なハンドリングと疲れ知らずのエンジンに教えられたことは多かったと思うのである。


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CB250NTW200CB125T / DR250R Africa Twin
DT200WRSR400SPCRM80

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