HONDA CB125T Special   ... It's very fun !

 初代TWが事故って、CBM72をエンジンをO/Hに出し、手持ちのバイクがすべて不動車になってしまった頃(苦笑)、当時近所だったのアサマミーティングの某理事長様(笑)より里子としてやってきたのがこのバイク。

 一見ノーマルながらエンジン、ブレーキ、ステップ、メーター、リムと細部に渡って手が入れられており、3速に入れたらもう街中では怒られる速度域に達する程。10,000rpmを越えてレッドまで平気で吹け上がろうとする空冷2気筒エンジンはさすが“朝研チューン”とうならされた。

タコメーターを使いきり走ることが喜び
小排気量ならではの楽しさを教えてくれたバイク

 実は、手元に来た時はアイドリングさえまともにしないシロモノだった(苦笑)。「フルチューンエンジンだからなぁ...」とあきらめていたのだが、ふと思いあたってバイク屋で診てもらったら単にポイント&点火時期が狂ってただけで(笑)、その後は下から上まで4サイクル125ccとは思えない加速で甲州街道をコゾーモード(爆笑)で爆走しまくった。

 年末年始のガラスキというコンディションながら甲州街道で府中〜笹塚間20分という恐ろしいレコードを樹立したのも、実はコイツでである(大爆笑)。

 ポジションがオーナーにあわせてあるため、足元がちょいとキツめだったのであるが、軽い車体、細いタイヤということもあいまって、軽快感はバツグン。アフリカツインにも乗り始めた頃、両方に乗ってることを知ってるところへコイツに乗ってたら「こっち(CB)の方が違和感ないぞ」と言われるほど、どうやらハマっていたらしい(苦笑)。

 オーナー様(笑)より指令のウィンカー&ミラー、ハンドル、タイヤを交換し、シールの抜けたFフォークのO/HとRショックを交換まで済ませ、さらにイケイケモードになってしばらく走りまわった頃オーナー様も乗りたくなったらしく(爆笑)、オーナーの元へ戻って行きましたとさ(笑)。

 日本、いや世界で一台(なんせメーターにクラブ名とオーナーの名前がメーカーによって刻まれている)のバイクは、過ごした時間はほんのひとときとはいえ、自分に新たな価値観をもたらした忘れられない一台となったのである。

 現在は...どうやら名古屋方面に里子に出されているみたいですね〜(笑)。


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CB250NTW200 / CB125T / DR250R Africa Twin
DT200WRSR400SPCRM80

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