ポンコツ72生活記

・タイヤを交換する                 ... 2002年11月某日
 ここ数年の懸案のひとつにカチカチに硬化してサイドウォールにクラックが入ってきたタイヤというのがありました。

 ちなみにワタシの CBM72 で使用中のタイヤはフロント:ダンロップ K82(2.75-18)/リヤ:ダンロップ TT100GP(3.00-18)。とっくに賞味期限(笑)も切れているはずですから、はやく交換したかったのですが、持ち前の万年金欠症とものぐささ(苦笑)の他、フロントの 2.75-18 というサイズの選択肢の少なさにありました。純正風縦溝パターンでのサイズはブリジストンやダンロップにちゃんと残っているのですが、見た目的にももう少しグリップの良さそうなモノを...と考えているうちにあっという間に時が過ぎ去っていくのでありました。

 つい 2,3 年前まではミシュランの M38S やダンロップの K82 にそんなタイプがちゃんとあったのですが、 M38S は新たに M45 となり( M45 に 2.75-18 はありますが、パターンがちょっと現代風すぎで今回はパス)、K82 は TT100GP に吸収されるカタチ?でカタログ落ちしてしまったのであります。

ダンロップ TT100GP 3.00-18
左がチューブ用と右はチューブレス用
なんで2種類あるんですかね〜

 そんなこんなでいまひとつ決断に欠けていたのですが、2002年春の箱根72オーナーズミーティングで“呼びかけ人”さんのナナニイが履いていた TT100GP のフロント:3.00-18/リヤ:90/90-18 というのを見て、1サイズ程度太くなってもいいかな〜と思うようになり、カタログや量販店でチェックする日々が始まりました。ところが、3.00-18 と 90/90-18 を見たところ、3.00-18 の方がカタログの値(下記参照)とは違って 90/90-18 よりど〜も大きく見えてしまいまして(メトリック表示とインチ表示の差やプロファイルの違いいますが)、ここでまた気分的にストップ。いっそのことリヤを 3.50-18 まで上げてやろうか...とも思ったりしましたが、ちょっと純正リムには太すぎるかな〜と思いとどまり、またカタログとにらめっこしていました。ら、3.00-18 に一般的なチューブレスタイプの他に、チューブタイプが存在することに気がつきました。

- ダンロップ TT100GP カタログ('02年度版)より抜粋-

タイヤサイズ(タイプ)
幅(mm)
外径(mm)
 3.00-18(チューブ)
82
623
 3.00-18(チューブレス)
89
627
 90/90-18(チューブレス)
94
627
 3.50-18(チューブレス)
103
656

 なんで2種類あるんだろ〜と思いつつ、あらためてカタログの数値を読むとまるっきり同じではない様子。たまたまちょっと離れた大型販売店のタイヤコーナーをのぞいたら、現物があり、比較するとたしかにチューブレスタイプよりちょっと小さい。これだったら違和感ないかも〜と注文したのでした(近所の用品店でフロント:8,000円弱/リヤ:9,000円弱でした)

※2008年追記 ...

 上記はこのネタを書いた'02年当時のカタログから抜粋した数値ですが、現在のTT100GPのカタログ上の数値はチューブ/チューブレス共、幅/外径共同じ数値となっています。またこの当時はチューブ用3.00-18はフロントのみの指定タイヤでしたが、現在は前後共用となっています。

 詳しくはメーカーサイト、もしくは最新のカタログをご確認いただきますようお願い致します。

交換前。そういえばナナニイのタイヤ交換を自分でやるのは初めてだ〜
ということを思い出し、
ちょっとドキドキしました(笑)。
純粋にタイヤを換えている時間より、まわりの掃除やらグリスアップの方に
時間がかかるのはいつものことです(苦笑)。

交換後。まわりの明るさの違いにかかった時間がバレますね(炸裂)。
サイズアップによりFタイヤとFフェンダーのクリアランスが狭くなりましたが
パッと見ではちょうどいいくらい?

フロントまわりのアップ。
フェンダーとのクリアランスも思ったほど狭くなりませんでした。
そういえば M38S(2.75-18)ときもこれくらいだったような...

 そうそう、チューブタイプの 3.00-18 はカタログやシールでは“前後輪共通”となってますが、タイヤ本体には“Front use only”と書いてあります。調べてみたらどこかのバイクの純正サイズみたいですね(カワサキ・エストレヤやスズキ・グラストラッカーあたり?)。
・オイルだだ漏れ事件                 ... 2003年1月某日
 これが発生したのは正しくは↑のタイヤ交換終了後。せっかく交換したし、しばらく乗ってなかったので〜とひっぱり出したときのことでした。

 しばらく乗ってないのでかかりが悪く、いつもより余計にキックの末、エンジンに火が入り、キャブからオーバーフローしてないかふと下を見たときに、あきらかにガソリンとは違う物体がエンジン下で広がりつつあるのを発見したのでした(滝汗)。

 半ばパニックになりながらエンジン停止。試乗はもち中断に。

交換したメインシャフト先端のオイルシール
ケースカバーを明けたとき、メインシャフトの先端で
これが浮いていたのを見たときは“?”でした...

 右ケースカバーを開けると、メインシャフト先端のオイルシール(マニュアルでは8216TC型オイルシール)が外れかかり浮いている状態に(愕然)。なんでこんなとこが...と思いながらはめ直してエンジンをかけたら漏れなかったので、そのまま試乗に出かけ、オイルシールを注文したのでした。

 それからまたしばらく乗れない日が続いた後、エンジンをかけたらまただだ漏れ(号泣)。クランクケース内圧が上がるような恐ろしい事態が起こってないことを祈りつつ、またカバーを外して、オイルシールを交換しました。

 ...ら、解消したみたいです(安堵)。オイルシール、へたってたんですかねぇ〜(不安)。

 その後、やはり再発しました(号泣)。今はエンジン始動前にオイルチェックがてら、オイルレベルゲージを外してたまった内圧を開放してみる?というホントに効いてるのかわからないことをやってまして、それ以来、いちお収まりを見せております(なんて書くとまた漏れたりして(滝汗))。


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