XS riding ...              新編“おか”トラッカー日記
第21頁:いろいろありました                ... 2008年6月〜11月

 昨年後半、ナナニイをバラし始めたらXSさんが焼きもちやいたのか「ワタシもかまって」とばかりにいろんなことがことごとく立て続けに起こり、そのトラブルシュートに追われまくりました(苦笑)。

 まぁ、乗り始めて約5年。エンジンオイルとタイヤの交換くらいで走り回ってきたツケが一気に来た気がしないでもないんですが、そいえば4月に死神くん実装のじじいに触れたなと思い出し、「死神くんおそるべし」と思い知った次第。

 そんなトラブルシュートに追われて写真は全く撮ってないんですが、この半年に起こったことをずらずら〜っと書き出してみます。

・エンジン始動せず→キルスイッチ配線不良(断線)

 すべての始まりはココから。5月の霧バイ(これもXSで行った)の翌週、XSを引っ張り出してエンジンかけようとするもウンともスンとも言わず。火も飛んでいない。メインスイッチオンで他の電装系はちゃんと動くのでキルスイッチあたりがあやしいと踏んでバラしてみるもキルスイッチ自体にはコレといった原因を発見できず。

 そんな折り、プラグを外して幾度かキックを踏んだ後、ふとキルスイッチを触ると一瞬だけ火花が飛ぶのが見えた。キックでコンデンサーに溜まってた電気がたまーにプラグに飛んでいるようだ。キルスイッチから伸びているハーネスをよーく見てみたら、スイッチボックス直後、ハンドルと挟まれる部分のハーネスが硬化/断線でショートしていた。ハーネスを引くのに長けたヒト(笑)が登場し、キルスイッチ関連のハーネスを再製作してもらう(感謝)。

・キルスイッチ復活するも火花弱し

 エンジンかかったときは2気筒でも、走っててもいきなり片肺になる例が多発。しかも死んだら死にっぱなしになってればいいのに、たまに火が飛ぶようでさらに混迷の度合いが深まる。たまに火が飛んだときはいきなりものすごい破裂音がするから心臓によろしくないし、街中ではテロと間違われかねない(汗)。

・原因究明開始

 とるにたらない経験を元にまずはコンデンサー半死にを疑い交換するも症状変わらず。その次は点火コイル劣化疑い交換してみたけどやっぱり症状変わらず。

 アタマをかかえてたところ、先述のハーネスを引くのに長けたヒトが近所に所用があって来ていたのでふたたび手伝っていただく。氏はテスターを当てていき、ポイントハーネスで導通不良発見。なんちゃってビッグバン(同爆)エンジン化していたもよう。そんなワケでポイントハーネスも再製作していただく。キックした直後、今までとは明らかに違うまろやかなエンジン音を奏で、回復したかと思われたが、試乗に出た直後また片肺に。

・キャブレターOH

 そんなワケで今度はキャブを全バラに。キャブをOHする際はお湯で炊け! という方のご指導の下、バラしていると(バラしてもらっていると)スタータープランジャ死亡発見。Oリングおよびシールがかなりへこたれ気味になっていました。手持ちの部品がなかったので不安な部分はシリコングリス塗布。プランジャ死亡により混合気が基本的にめちゃくちゃ濃いめになってたくさい。だったらプラグの焼けがバラバラになってたのもわかる気がする。そいえばDR-Rの加速ポンプ付き純正TMキャブも加速ポンプが常にONな状態になったことがあったな〜と余計なことを思い出してみたり。

・二次空気

 以前から二次空気吸い吸いが気になっていて、インシュレーター本体に液体パッキン塗布を試みるもいまいち解消された気がしなかった。キャブOHでご指導いただいた方のさらなるご指導の下、インシュレーターとシリンダーの接触面の両方をオイルストーンで面出し修正。とくにインシュレーターの接触面のひずみが大きかった。ガスケットは新品を持っていたのでそれも使用してバッチリ解消。256系エンジン用のリプロインシュレーターの発売を願う日々です。

・ポイント

 ポイントベースプレート裏にポイントビスが突き出ているのを発見(していただく)。本来は出てはいけない部分のようなので、どうもポイントカムに対してポイント自体がナナメについていた? 点火タイミングも変な位置だった理由はどうもコレが原因。

 思い出し点火によるモーレツな破裂音はプランジャ死亡による濃い混合気とメチャクチャ遅い点火時期のコンボのなせるワザだったようだ。一連の修正の後、ポイントを新品に交換。点火タイミングもマトモな位置におさまる。

・不信感

 全てが疑わしく見えてきて、勢いで硬化が見られたメインハーネスをリプロに交換

・無事2気筒復活!

 プラグの焼けも今度こそ揃い、バッチリ!... のハズがテスト走行中にライトスイッチの中から煙があがる(苦笑)。スイッチをバラした際によかれと思って塗布したグリスが、へこたれたハーネスに逆に悪さをしてしまったらしい(笑)。

・ライトスイッチ側ハーネス再製作(してもらう)

 再びハーネス製作に長けたヒト登場(感謝)。この時代のスイッチの小ささ(幅の狭さ)に、日本人の器用さを思い知る(溜息)。ちなみに似ていると思い入手してみたDT50/AG200系のライトスイッチは、XSのに比べ現行車種並みに幅広。

・メインスタンド踏み代折れ

 やっとトラブルシュート完了でいよいよIOKで阿蘇かと思いきや、前々週の霧バイ帰りにメインスタンド踏み代が折れる(脱力)。溶接がとりあえずできるヒトが登場し、ギリギリでなんとかカタチにしてもらう(安堵)。

・終わらない

 IOK前日、整備してたらXSがひっくり返り、右フロントウィンカーレンズが割れる(涙)。とりあえず左リヤのレンズを右フロントに持ってきて、割れたモノは瞬間接着剤&透明テープ補修で目立ちにくい左リヤへもってきてごまかす(...が、現地でomega13さんにバレる)。さらにIOK当日、行きの高速乗る直前にスピードメーターケーブルがぶっちぎれ、メーター不動のままIOK

・ウィンカーレンズ/スピードメーターケーブル交換

 帰宅後、リプロ品をオーダーして交換。やっと落ち着く?

・と思いきやまだ疑わしいトコロは山積

 スイングアームピボットブッシュ劣化が感じられ要交換。。チェーン/スプロケも要交換。フロントタイヤも今年の車検には無理なので要交換(チューブも)。ホイールベアリングも前後そろそろ交換。アクセル/クラッチワイアぼちぼち新品予備欲しい(笑)。あ、キャブもも一回バラさねば〜。

 

 

そう、2009年は春に車検ですよ!(溜息)

 

 

 そんなまだまだてんこもりなXSくんなのです。そいえば今ついてるリヤショックもSTDより短いことが判明しました < 何年乗ってんだよ(苦笑)


inserted by FC2 system