前回、穴開きダイヤフラムやらを換えて“プラグの焼け色揃った〜か？（東スポ風）”と思わせたXS。

　やっぱり左が焼け気味（でもそれまでよりはマシになった）なのとアクセルオフ時のアフターファイアなバスバス音、さらにしばらく高速に載っていなかったのですっかり忘れてたんですが東名高速でいうなら追い越し車線における平均的巡行速度まで加速していくちょい手前のあたりでガス欠のような症状で失速することがあったのを思い出し、そもそもガソリンが足りてないのかも...と思うようになった先頃（苦笑）。

　もしかして燃料コックが詰まり気味かキャブの油面が低いんじゃないだろうかと思うに至り（遅）、コックはひねればいちおじゃば〜と出るワケでどうなんだと思いつつ、そいえば登録前にキャブをバラしたときにフロートのベロを触ったような記憶が甦ってきたのです。

　マニュアルの“何度傾けて何mm”じゃ要領を得ないので、平成大阪マッハIIIクラブ推奨のジャムびん式によるマイナス３mmをやろうとしたらXSのキャブは一般的なジャムびんの口径にあわず。

　手近でなんか代用できそうなモノを...と２リットルなペットボトルの底を切ってみたけどまっすぐ切れないので使えない。まぁ、なんかやっぱり低いかもね〜というのがわかった程度。

　まぁ、その前に前回バラしたときに発覚してたモンダイ↓があったワケですが〜

　えぇ、そもそもフロート自体にも年式なりのモンダイが（笑）。

　ベロにはニードルバルブとの接触面に写真のように凹みが見られ、シェイクするとシャパシャパ音がします（涙）。

　ハンダで塞ぐというコトも考えられるんですが、コレ！といった亀裂は見受けられないので、確実性をとって新品を注文。

　メーカーの品質管理なクオリティ（頭痛が痛いレベル）を期待して、キモチ高めな純正品を頼んでみたのです。

　リプロの場合、送料もかかるので九州だとそれを含めるとどっこいかちょい安い程度かも。

　問題ないと思われ。

　 うぉおお〜、ホンマですね〜（涙） ＜ なにが〜（ふたたび）

　ちなみにマニュアルには“左右フロートの平行度が出ていること”と書いてあります。

“平行”は確かに出ていますよ、“平行”はね...（号泣）。

　ワタシのせいですが（苦笑）。

　そんな状況下で出水市野田町の西日本オールドカーフェスタに行った帰り、大口からえびのへは直線的だけど道が悪いので時間はかかる国道447経由で。

　途中の真幸（まさき）駅にてパチリ。ワタシの“真幸”行きの切符はやっぱり売ってなさそうでした（溜息）。

　まったく余談ですが、国鉄時代、“真幸ー幸福”間だとどれくらいの運賃だったんでしょうねぇ ＜ しらんがな

　アフターマーケットでは最安なので...って上の方が件のブツ。下はなんとか間に合った（笑）今までついてたヤツ。

　新品シューの厚みは4mm。つか、刻印の“4L0”ってRZ？

　今までついてたのは折を見て張り替えに出そうと思ったので新品時の厚みを測ったワケで（笑）。

　いちお稼動部はグリスアップしたつもり（あくまでもつもり）。

　これもリプロ品。三日月型のオイルフィルターエレメントとクランクケース下部にいるオイルストレーナー。

　ストレーナーの方は以前から気にはなってたんですが、やっと新品が入手できたのでチャレンジあーんど後悔えーんど安堵（意味不明）。

　ボルトが緩むか不安だったんですが、そこはなんなくクリア。

　ヘドラ〜♪　ヘドラ〜♪　ヘ・ド・ラ〜♪　ヘ〜ドロの中から産まれたヘドラ〜♪　と見事に８トラックなのーみそミュージックが流れる有り様。

　ちみもうりょうでうぞうむぞうなひゃっきやぎょうっぷりでした（滝汗）。せめてもの救いは“キミ、だれ？”っていう銀色に光る大きな三角の物体がいなかったことですな。

　安堵したのもつかの間、この後、こびりついたガスケットはがし（カバー＆ケース共）に２時間以上かかるハメに。