XS riding ...          新編“おか”トラッカー日記
第15頁:車検&キャブばらし              ... 2007年4月某日

 点火コイル交換後あたりから顕著になった左右のプラグの焼けのチグハグ具合にいろいろ悩みつつ、気がつけばもう2年に一度の車検の季節。

 去年組んだばかりのTT100GPがあっちゅう間にセンターがなくなってスリップサインが見えてしまった(はや)ので、またタイヤ交換の憂き目に。もう履いて大丈夫そうな(笑)タイヤのストックがなくなったのでドキドキしながら新品を注文。K87と悩んだ末に数百円差の値段に負けて(弱)K70となりました。

K70(左)とTT100GP(右)

 サイズ上は同じ4.00-18だけどK70の方が実寸は細い。P/L上はK70が純正指定なのです。

 上記品番はいずれもダンロップ製。定番はF11/K87ですだね♪

交換終了

 タイヤ交換中も何枚か写真を撮ったけど、タイヤ交換ネタはつい先日、TWネタでやってしまったので省略♪

 フロントはまだ最初のK70がばっちり残ってます。ブロックはナナメになってますけど。

スプロケ(とチェーン)も

 ぼちぼち次の組み合わせを考え始めなきゃいけない頃ですね。

それよりも

 ブレーキシューの方が先のような気がする...(笑)。新品来たらこっちは張り替えですね。

車検当日

 年度が変わったらガラガラ。テスター屋で光軸を合わせてもらって書類を書こうとしたら重量税の5,000円分がサイフになくてATM探しの旅へ(苦笑)。

 んでその旅から帰ってきて、なんとか書類を書き上げ、ラインに入ったら光軸が“×”(汗)。旅の間に振動で狂った模様...。

 そのままラインを出てまたテスター屋へ直行し、光軸を合わせてもらってまたラインへ。今度は“○”で無事終了。

 今回は音量測定はされませんでしたね。

そしてまた2年

 みなさまのおかげで路上を走っていいとのお墨付きをもらえたのでした。

 消してますがXSのナンバーの数字、ワタシが在京中、シゴトで使ってたクルマの社番と同じなのです < 知らんがな

 そして懸案のプラグの焼け色。左は焼け気味で右はくすぶり気味という症状。まずはポイント交換もしているということで点火時期をまずアイドリング状態で合わせた?(後に合わせてもらった)んだけど、症状は改善されず。

 ガバナーの状態に一抹の不安も感じていたのでその後、タイミングライトを使って進角後の状態を見てみると左がやっぱしズレていた。なんとかその左も進角後をそれなりのところ(あえて“合わせた”と言わないあたり(笑))へ持っていき、試乗するもやっぱしイマイチ。

やっぱキャブかな〜

 乗り出す前に一度、部屋でキャブをバラしているんですが(ヤマハのアンモニア臭たっぷりなムースタイプのキャブクリーナーを室内で使ったので死ぬかと思った(笑))、バラして掃除しただけで、その時にダイヤフラムがだいぶペナペナなのは見たんだけど破れてはいなかったのでそのまま使ったのです。ってゆーか乗り出したの何年前よ? ということで、あきらめてキャブを外しにかかります...。

 ちなみに進角後の点火タイミングを見ようとすると一人じゃ大変です。3,000rpmくらいまわすとセンタースタンドかけててもバックしますし、なによりやかましい(炸裂)。

XSのキャブとエアフィルター

 は1気筒ずつ左右とも独立で、いわゆるパワーフィルターがついてる状態と変わりません(笑)。

 どっちかっつーと'70年代の造りというより'60年代な造りのイキフン(死語)。

はずしました

 まずはエアクリーナー側から。写真上ではそれなりに見えますが...

シリンダー側から見ると

 スロットルバルブに黒いブツいるのがこの画像サイズでもわかりますね(苦笑)。

 間近で見ているワタシはすでに「おえぇぇええ〜」状態なのです < おまえのですがな

右側ダイヤフラム

 くすぶってる方。真っ黒です。ばばっちいです(苦笑)。穴はまだ開いてなさそうだけど、相変わらずペナペナ。

左側ダイヤフラム

 焼け気味の方。右側よりは...だけどやっぱり真っ黒。つか、ん? んん〜?

発見

 亀裂が〜(苦笑)。

 ニードルジェットでも示してますが赤矢印部分。こりゃ焼け色が揃わなくて当たり前ですな...。

 とゆーことでストックの新品投入決定...。持ってたんだったらはよ使え? いや、おっしゃる通りなんですが...。

なけなしの新品

 4年前だか5年前だかに1個8,000円(2気筒なのでさらに倍)したので豪気に使えなかったのですよ〜(言い訳)。

 今はリプロもあるようですが、メーカーからも出るのかしら? あとダイヤフラムだけ張り替えてくれるとこもあるもよう。

 ココもあと1セットか2セットはやっぱし予備を持っておきたいトコロ。

新旧比較

 36年前のそのままのカタチではないもよう。

1気筒分終了

 メイトじゃなくてバーディなアタマのワタシはどんな構造だったかよく忘れるので1個ずつやります(笑)。

 んで忘れたらもう片っぽを参考程度に開けると。単気筒じゃこうはいきません(当たり前)。

そしていちお終了

 夕方から作業を始めたら、終了は夜でした(苦笑)。ま、それなりにキレイになったのではと。

 キャブの組み付けついでに違ってたみたいなクラッチワイアの取り回し(おい)をマニュアル通りに戻します。

 この後、片道20km程度の試乗に出てきました。結果...

 プラグの焼け色も揃いました〜

 こんだけやってまだバラけてたら泣いちゃうかも(苦笑)。んでもダイヤフラム換えてまた感じが変わりましたねぇ。当然といえば当然ですけど、それでもちょっと焼け気味なんでプラグの熱価を標準の#7から#8へまずは上げてみようと思いますです。

 結果的にこの半年くらいで点火系と吸気系のキモの部分が総入れ替えになったワケですが(ガバナーAssyとワイアハーネスはまだ)、またさらに乗って楽しい単車になりました♪ ついでにお出かけの際の安心度もだいぶアップ! だと思います...だといいなぁ...であって欲しいなぁ(弱)。


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