XS riding ...          新編“おか”トラッカー日記
第3頁:全日本ダートトラック選手権を観に行く   ... 2003年11月9日
 11月9日にもてぎで行われた全日本ダートトラック選手権を見に行ってきました。

 いわゆる“選手権”としてのダートトラックレース観戦は初めてです(笑)。兼ねてよリ見に行きたかったんですが、スケジュールと天気の折り合いがあわずに、「ダートラ〜」なんて言ってる割にはずるずると未観戦暦が続いておりました。

 そこへ現役GNCライダー“ケビン・アサートン”来るの情報をキャッチ。9月に JAY が来て、盛り上がってたワタシはかなり行くモードに(笑)。

もてぎ到着直後
手前の真岡でしっかり降られたもののもてぎは小康状態
コンディションは400mコースは素人目に微妙な感じ

 ところが、週間予報から前日に至るまでレース日だけ雨マーク(苦笑)。オソロシイと思いつつ(誰が〜?)、当日決めよ〜と朝6時前に起きて予報を見ると、もてぎ周辺は昼前に傘マークが出ているもののそれ以外は曇マーク。やんないかもしれないけど、やられたらくやしいし、ダメだったらコレクションホール見て帰ろ〜とTWで出撃。

 もてぎはこれまでまともに行ったことなかったんだけど、東北道、常磐道、両方から微妙に距離がある。高速は走れるけど、ロードバイクやらにくらべると快適ではないTWだと辛いだけなので、下道中心のルートを探すと常磐道を谷和原で降りて、R294を筑波をかすめるようにして行くとすんなり行けそうだった...が首都高で恐ろしい動きをする観光バスに惑わされて東北道方向に間違えた(苦笑)のでR4から県道をつないでR294を北上。道中、カッパを着るまでに至らない程度に降られていたのだが、もてぎ直前の真岡で本降りになり、渋々、カッパを着込んで「こりゃ、コレクションホールモードかな〜」ともてぎにつくと雨は止んでいた。

 コース整備をしてたのでやるの?と思いながらコースサイドで眺めていると、ノービスな方々が200mコースを走りはじめる...がちゅるちゅるだ(苦笑)。ほどなく、赤旗が出てノービスは中止の決定。もてぎのコースは内側に向かって低くなるすりばち(というとおおげさ)らしいので、コンディションは200mトラックの方から悪くなるらしい。だからか400mトラックでやるエキスパートクラスにはウェイティングがかかって、時折、小雨の降る中、練習走行が始まった。でもみなさん、ドロドロ(汗)。

 普通なら中止のコンディションなんだろうな〜と思ってる横で、タイスケががんがん変更されていて、エキスパート&Jr.クラスは進められていく模様。ケビン目当ての観客(含、自分(笑))やプレスもいるためか決行する雰囲気...。第2回浅間火山レースとかじゃないのに(ぼそ)。

 スケジュールの合間にパドックをうろついていると、メルマガでお世話になってるred-wingさんに遭遇。red-wingさんも観戦仲間と来てた模様で、こんな天気だから来てないかもと思ってただけてちょっとホッしつつ、一団にまぜていただくことに(笑)。

ケビン・アサートン...

 スポンサーであるArai(ヘルメット)とGREEDY(革ツナギ)の招聘で参戦が実現したらしい。プリントパターンではないツナギのデザインがダートラですねぇ。GREEDYの別ブランド“SPARK”風なデザインだけど、2ピースだったりでいろいろ違うね。

 練習走行中、大外をまくったり、オーバルをいかに直線的に走るかをチャレンジしてて、初コース、借り物マシンながらいろんなラインをトライしてる姿に向こうの“ゲンエキ”を感じたっす。

ケビンの250クラスでの使用マシン。
本来は今回お休み中のダンディ加川選手のYZ250F(ハンドルとステップ、ノーマルになってる)。
同様にオープンクラスで
は山口選手のCRF450Rを使用しました

オープン練習走行前...

 まだ微妙に雨が残ってます(傘さしてるし)。

 この時点でノービスは中止が決定。この練習走行後はみなさん、すっかり泥まみれになって、予選ヒートまでにFフェンダー移植 or 装着作業に追われたみたいです(苦笑)。

全日本オープンクラス・ヒートレースにて
外野は両クラス共、圧倒するかと思われてた#23ケビンが#27花野選手に押さえらてヒート2位
失礼ながら、日本勢もあなどりがたし!と再認識

今大会のトロフィー...

 だそうな(苦笑)。ワイドオープンな右手がイメージらしいんだけど、正直、このセンスにはがっくし。

 このへんも勉強してくださいな(溜息) > MFJ

コース補修中...

 レースの合間にこんなふうに砂を入れたり削ったりして路面をフラットになるように務めます。

 そのおかげ?で雨の上がった午後以降はかなりコンディションも回復。パイロンの役目は不明。

 レース順序としては両クラスともスペシャルステージ(8耐とかと同じタイムアタック) → ヒートレース → 準決勝 → 決勝というカタチだったんだけど、本当なら間に入ったであろうノービスクラスがキャンセルされたことにより、エキスパートJr.クラスもあるものの、エキスパートの250とオープンが連チャンで走ることになったりで、見てる側からすると同じ色のゼッケンが走ってるためか、今、どんなクラスが走ってるのかわかりにくい(可能なら250とオープンも色分けしてもらえるとわかりやすくなるかと)。スペシャルステージの頃はまだ天候も安定していなかったことで、アタック順が後ろになればなる程、路面コンディションは悪くなったりで、実力者がタイムを出せなかったり(それも That's racing. なのかもしれないけど)、ヒートレースの組み分けの仕方も予備知識のない初観戦だとわかり辛かった。ついでにいうと大会プログラムが売ってる...って一度聞こえたんだけど、どこで売っているのかもわからなかった(出店ブース付近では発見できず)ので、さらに情報不足に拍車がかかった。おまけに昼過ぎまでは微妙に降ったり止んだりが続いてたため、コース補修に時間をとられ、タイスケ自体もどんどん押したことで、公式通知を何度も確認しに行かねばならなかった。

 まったく素人だとこんなもんだとわりきれるかもしれないけど、中途半端に(苦笑)観戦慣れしてる分、上記のことが気になったかな。まぁ、見てないとは思うけど、運営側の方、見てたら来シーズン以降、よろしくです。

 コース補修を兼ねたレースの昼休みにダートコース向いのコレクションホールでred-wing御一行様(笑)と茶をしばく。やはりみなさん、ダート初観戦でレースの流れはつかみ辛いらしいけど、終止、接近戦が繰り広げられるレース内容は興味深い模様。

 

 


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