for Trail Way ...        TWオフ車生活・実践編
最終頁:さよならTW                ... 2004年3月某日

 九州の従兄弟が初めてのバイクでTW(希望は他にもあったらしいんだけど)を欲しがっていたので、迷った末に手放すことにしたのは先にも書いたとおり。

 現状で渡してもよかったんだけど、そろそろチェーン&スプロケやらが交換時期なのと九州や進学先の和歌山でACERBISのDHH CEのバルブがおいそれと買えるとは思えないので、パッと見、まるで同じ(汗)で普通のバルブを使っていて、なおかつマルチリフレクターで明るさが確保されるキタコエンデューロヘッドライトに換えておくことにした。

 願わくば従兄弟がそのほとんどが上辺だけで乗りっぱなしによる寿命を縮めるだけのスカチューンに走らずに(今時のコらしいからねぇ)、乗って走って触って出会うオートバイの楽しさをTWを通して知ってくれればいいなぁ...。

 ちなみに“オフ車計画”の頃、最初に書いた『排ガス対策後のモデルは新車でも3,000kmあたりでベースガスケットがイク場合があるらしい』ってのは、新車からスカチューンされたモデルで慣らしや暖機もろくにせず、エンジン始動即全開なコトをやっているうちにブリーザーフィルターが掃除をしないもんだから汚れて目詰まりを起こし、ケース内圧が逃げられない...等々になってベースガスケットがイってオイル漏れっていうコトらしいですね(今頃ですけど)。ワタシの結局、なにも起こりませんでしたから。

 というわけで九州や和歌山方面で黒いストロボTWが走っていてもワタシじゃありませんけど(笑)、よろしくおつきあいくださいませ〜。

〜 というわけでTW、最後の整備とまずは九州へ向けて旅立ち 〜

まずはチェーン&スプロケ交換...

 写真はドライブ側。右が新品、左が使用後(どっちも純正)。TWの場合、タイヤが太いせいか、ドリブン側よりドライブ側の方に負担が先に来る気がする。

 ちなみにドリブンは今回、安売りの際に手に入れてたサンスターの43T。チェーンはまたもシールなしのノーマル(苦笑)。

リヤブレーキドラム...

 200までのTWのリヤのブレーキドラムはハブとは別部品で、ドラムが磨耗限界を越えたらドラムのみ交換できる構造でした(225は一体型になりました)。

 このへんとかもよく考えられてたんだけどなぁ〜。

ドリブン側...

 そんなわけでサンスター。純正も肉抜きの仕方が変わってるからパッと見にはそんなに変わらない。43Tだから街中や高速も少しは楽になるんじゃないかな?

 チェーンガイド(ガリガリに削れてた)とチェーンケース(内側はこってりアブラギッシュな泥がついてた)も手持ちの新品取り外し品に交換。

作業終了...

 スタンドは上げてないんですが、後輪は見事に浮いてます(笑)。

 これだけでも最低地上の低さがわかりますな〜。

ウワサのキタコ製
 エンデューロヘッドライト...

 ゼッケンベースのステッカーはワタシがカッティングシートをちょきちょきして貼ったんですけど、こうするとホントにユニット以外、ACERBISのDHH CEと変わりませんな(汗)。

 でも何かしらは変わってないといけないハズなんで、よ〜く見てみると...

違うトコ発見!...

 ココ(矢印部分)がとんがってました(爆死)< そんだけかい〜

つけてみても...

 雰囲気はぜんぜん変わりません(笑)。バンド、およびステー類はACERBISのモノをそのまま移植しました。

最後に多摩川にて...

 納車直後これと比べてどうですか〜?

最後にバイク屋にもご挨拶...

“オレが激安で譲ってもらうつもりだったのになぁ〜”と眺めるIメカニック(笑)。

ついでにワタシも...

 フラッシュが光ったので反射素材も光ってますが(笑)。そういやワタシが跨がってる写真ってあんまりないかも(苦笑)。

というわけで川崎港...

 隣の羽田空港から離陸する飛行機もデカく見えます。

フェリーへの手続き完了...

 バイクだけ送ります。この紙をもらう際、「タンクかライトに貼って」と言われましたが、風で飛びそうだったのでここにしたんですが、何も言われず。

 こうなるといよいよだな〜と感慨深いです(涙)。

あとはフェリーを待つばかり...

 船に積むのは任せたんですが、置いて帰るのが忍びなく、何度も振り返っちゃいますねぇ(溜息)。見送るのは慣れてますが、見送られるのはどーもニガテです。

達者で暮らせよ〜(涙)

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