SR , again ...         “おか”トラッカー日記・代筆
序章:再会 ... ?
見て、触れて、初めてわからされてきた'78 SR500 が持つ感覚

 SRに乗るようになって、いろんなオーナー&いろんな車両に会って、いろんな話を聞くことができた。それでも自分にとってのやっぱり一番のお気に入りは自分のSR400SP。でもSRのことをいろんなとこで知るにつれ、デビューイヤーの'78年式に興味が湧いてくる。“'78年式はフレームから違うらしい”...そんな話を聞いたのはいつだったか。実車を初めて見たのはオレンジブルーバードのウィンドーに飾られた姿だったと思う。

 XSに乗るようになってもSRはやっぱり気になる存在。'78年式'と79年式のキャストなSR-SPはとくに(笑)。

 '04年の夏、初めて“古くて壊れそう”さんにお会いした時に拝見させていただいた'78年式のSR500。見れば見るほど自分が乗っていたSRと違うところが見えてくる。そして古くてさんのご自分のSRに対する“想い”も...。

 '05年の夏、広島長期潜伏中のある日、ある掲示板に古くてさんがそのSRを手放す旨の書き込みがされてあるのを見る...っていうか見てしまう。その後、電話したりした詳しいやり取りはバッサリ割愛するけど、ワタシの中の、ワタシをよく知るとあるサチョー(笑)曰く、“保護したい”衝動が働いてしまったのは確かかも(炸裂)。

 とはいえワタシはもう3台いるワケで、なんだかんだでワタシの実兄@やっぱりSR持ちがオーナーになることで納まって、'78年式SR500を迎え入れたワケです。厳密に言うと名義はワタシのではないのでネタ入りさせなくてもいいような気もするんだけど、ワタシも乗ることがありますし、やっぱり特別なオートバイですからもったいないのでネタ入りさせるワケでございます(笑)。というわけで“代筆”とかなんか奥歯に挟まってるような余計なモノがタイトルに付いているワケですね < 前フリ長〜

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 で、そのSRと対面&引き取りの日、簡単な説明を受けた後、一番最初はワタシのキックでも一発で目覚めていただけたんですが、古くてさんの先導でフェリー乗り場に向かう道中(もちワタシがSR)、ガソリンスタンドなどでエンジンを止める度にキック始動で苦労する始末(涙)。そしてそれを見かねた古くてさんがキックするとちゃんと始動(恥)。

 なんとかフェリー乗り場までたどり着き、乗船時間になったらまたかかってくれない(号泣)。またしても見かねた古くてさんにより起こしていただいても、ワタシが跨がるとまたストール(狼狽)。なんとか押さずに乗ることはできましたけど、フェリーでの道中は取扱い説明書片手にヘコんでました(溜息)。

 翌朝、下船時に無事かかってくれるか不安だったんですが、あっけなく始動。その後、様子を見るために自宅まで寄り道しちゃエンジン止めて...ってやってたんですが、やはりご機嫌麗しくお目覚めいただけまして、永年連れ添った前オーナー様に最後までかまってほしかったのではないか(&下船時にやっとあきらめていただけた)...と思ってみたり。

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 実車のもう少し詳しい写真は..次回のネタで(謝)。


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